(ひゃくしゅうぶどうぐてん)

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3Dフィットスキャン開発物語 その②(つづき)

「なぜここまで物見にこだわるのか?」「もう十分じゃないか!」いえ、プロとして物見を100%保証するとはこういうことなのです。

第9話 スキャンしただけは何の役にも立たない

3Dスキャンが出来ただけでは意味なし。実物大の型が無いと何の役にも立たないことが分かった。

DMM.makeでクリアアクリルの見積もりはなんと923,529円・・・(絶句)。

最安値のヤマダ電機(東京法人営業部)でさえ、183,600円の見積もり・・・。こりゃもう無理でしょ。

大きな勘違いをしていた。

20,000円かけて3Dスキャンで頭の計測ができれば仕事は半分終わったと思っていた。これだけで0.1ミリ精度の計測ができると。

400,000円もかけて実物大の頭の型を作るなんてあまりに非現実的で非効率。そこまで必要ないと心のどこかで思っていた。

 

ただ、この実物大の型こそがピッタリ合う面には一番求められているのであり、スキャン方法や印刷方法などは何でもいいのだ。

型がないと結局職人さんは寸法を聞いて頭の形を想像で作ることになる。そもそもここが狂う原因でこれをやめたかったのではないか!

また、剣道具はすべてが手作りなので仕上がりに多少の誤差はつきもの。この個体差とも呼べる誤差をゼロにする必要がある。

加えて、仕上がり時の検品がどうしたっていい加減になる。型を仕上がった面に実際にはめてみれば一発で分かるようなものだが、型がないと現状と何も変わらず「かぶってみるまで分からない」という状態だ。

 

大事なところは何も改善されない・・・。

やはり、400,000円かけて実物大の型を作るしかなさそうだ。

ただ、試しに1台といっても400,000万円だ。

 

この先、すべてのお客様にこの方法が対応できないのであれば

​やるだけ無駄だろう・・・。

 

加えて、このスキャンしたデータというのがかなりの曲者だった。

・スキャンしたデータというのはそのままでは使えない。データの変換作業が必要。(今思い出せば5年前はここが分からなくて挫折したんだった)その変換作業に見積もりをだすと15,000円かかるらしい。

・400,000円というみつもりもあれば183,600円、923,529円という見積もりもあったが、いずれにしても数万円でできるような代物ではない(数万円でも高いが)。

・スキャナ類、ソフト類はすべて海外製。対応もすべて英語。

・3Dスキャナを使って車椅子を作っている会社へ助けを求めた。気持ちよく対応いただいたが、やはり肝心な部分は企業秘密(当然です)。

・東京の専門業者へ2社協力をお願いしたがやはりコストが合わず、当然知りたいところは企業秘密。

・1台作るのに400,000円払うくらいなら、と自分で3Dプリンタを8台購入。これが印刷したらゴミの山。

・自腹で購入した3Dプリンタだと、仕上がりが柔らかすぎたり、時間がかかりすぎたり、途中で詰まったり、台座から外れてしまったり、2回に1回、半分くらいは上手く印刷できない(これには心が折れる)。

・工業用のNC工作機械でサンプル製作を依頼してみるものの材料が柔らかすぎて使い物にならず。ウレタン?プラスティック?何がいいんだ?

 

寝る間を惜しんで試行錯誤が続く・・・。

全てはお客様の面を完璧に合わせるため。

通販でも完璧に・・・・。

 

 

​第10話に続く。

第10話 4年と6ヶ月。金額にして126万円。

上の2台はNC工作機械で出したもの。下が当店で製作した低コストで量産可能になった出力(ここまで出来れば面組みの型としては充分だよね。)

そしてついに完成する。

私の頭部の実物大の型が。

 

この1台を作るのに4年と6ヶ月、126万円かかっと思えば感慨だ。

・4年前に買った3Dスキャナと3Dプリンタ各1台。

・同じく4年前に買った処理用のノートパソコン2台

・東京への航空券費用

・テストスキャン費用

​・NC工作機械でのテスト出力

・大阪へのCADの学校代、交通費

・新しく購入した3Dスキャナ2台

・新しく購入した3Dプリンタ8台

・教えていただいた車椅子業者さんへの謝礼

加えて自分で言うのもなんだが貴重な時間・・・・

 

大事なところはどうしても企業秘密になってしまうが、結果、

・3Dスキャン計測(店舗にて)

・3Dスキャン計測(お客様への機器の貸出)

・頭部の実物大の型を何度でも印刷(驚くほどの低コストで)

・1台印刷するに1日で(1/3に時間短縮)

できるようになった。

 

​第11話に続く。

第11話 ピッタリだ、ピッタリすぎる・・・。

物見オッケ〜

この面もオッケ〜

発送前に確認できて安心

アゴもピッタリ!

天頂部分も隙間なし!

ピッタリだ、ピッタリすぎる!

仕上がった型を自分の面に入れてみる。

すでに馴染んでいるとはいえ、自分では最高に

サイズも物見もあっている面だ。

 

すると・・・

 

​驚くほどピッタリではないか!

 

天頂部の隙間はピタッとなく、

天もおでこに当たっている。

 

初めて自分の面の物見が合っていることを

外から確認することができた。

(これだけでも武道具屋としてはとても価値ある情報)

後頭部のはみ出しだって分かる!分かるぞ!!

 

ひとつだけ、誤算があった。

頬の部分に隙間が空いていたのだ。

これは自分でも気が付かなかったのだが、

ライザップでダイエットをして17kg体重が落ち、

顔が痩せて細くなってしまい内輪の頬の部分が

空いてしまっていたのだ。

 

ただ、太っていた時に頬が当たっていた跡が内輪にあるので

これは痩せたことが原因だと考えて間違いないだろう。

 

​第12話に続く。

第12話 日本中から、世界中から、
    ピッタリすぎる面をあなたのために。

リモート対応!貸し出し用のスキャナをご用意しました。

誰が計測しても、ミリ単位で同じ結果が得られます

操作は簡単、動画マニュアル有り。

遠隔(リモート)でスキャンデータの確認をするから安心!

3Dスキャナによるメリットはサイズだけには留まらなかった。

 

実は、誰が計測しても同じ結果がでるのである。

この話が大きい。

店長の私が計測しても、お客さんの奥さんが測っても、小学生の息子が計測しても、0.1ミリの精度で結果が同じ結果がでる。

 

これは革命だ。

(実際に貸出用の3Dスキャナも既に用意が出来ている)

また、データをメールで送ってもらうこともできるので、

香川県の人だろうが、日本の人だろうが、海外の人だろうが、関係ない。近い将来スマホなどでも3Dスキャンができるようになるだろうからそうすれば海外の人にも最高の面をお届けすることができる。

 

場所の問題も解決された。

 

嬉しいことはさらに続く。

一旦、型を作ってさえすれば、今既に持っている古い面、他店さんで購入した面なども、調子が悪ければ、その型を使ってピッタリ組み直すことができるではないか(有料にはなるがこれは喜んでもらえるのではないだろうか)!

2台でも、3台でも、今ある面がすべてピッタリサイズが合うことを想像して欲しい。

そう、あなたの剣道具のサイズの問題は金輪際、すべて解決されるのだ。

 

誰に聞いても夢のような話といってくれる、努力が報われる。

「宇賀店長、すごいのやりましたね!これはこの業界の革命ですよ。だから真似されないように保護しておいた方がいいですよ、ただでさえ、店長すぐに真似されちゃうんだから・・・。」

 

親切なKさんの勧めで3Dスキャンのよる剣道具の製作を何かしらの形で登録することになった・・・。

 

​第13話に続く。

第13話 商標登録。

完成したロゴ

特許庁に出願した書類

どんな業界でも真似されることはあると思うが

特にこの剣道具業界では真似される事が非常に多いと思う。

HPの写真を使われることはザラだし、

(過去には私の写真が、他店さんのHPに使われていた事も)

 

私が始めた見本防具の貸出システムもすぐに真似されたし、

(中には武道具メーカーさんがお客さんを語って見本防具を申し込みしてバレて揉めたり・・・・)

 

当店で紹介したアメフト用の水分補給ボトルをメルマガで紹介したらそのあとすぐに大手さんが販売を開始したり・・・

 

​でもそれは仕方が無いこと。

「真似するよりも真似される人間になれ」

とは子供の頃から教えられて来たことだ。

 

真似される分には構わない。そもそもすぐに真似できることだし、怒るほどの事でもない。

(誰だって真似できるような事をするほうが悪い)

 

だが、この3Dスキャンだけは守らないといけない使命感を感じている。開発にやはりとんでもない苦労があったからだ。

 

親切なKさんの勧めで商標登録で保護するにはまず名称とロゴが必要との事。

自分でもいろいろ考えたが、公募することにした。

 

開始2017年4月5日。

応募総数755通。どれも力作揃いだ。

「面ピタ3D」

「ジャストスキャン」

「マジックフィット」

「3Dミリフィット」

「おちゃのこ採寸3D」

「面ピッタリーナ3D」

「ご面胴かけません」

「剣道具脱皮仕立て」

「採寸範士3D」

「採寸革命3D」

「あなたのカタチ」

「だれでも面フィット」

「ご面胴かけません。」

 

その中から栄えある第1位に選ばれたのが・・・

「フィットスキャン3D

  ~ぴったりすぎてご面~」

だ。

ロゴマークは私が作った。

​真似する、しない以前に武道具店さんで3Dスキャナとプリンタを駆使して型を作れるとは思えないし、どうやったってコストが合わないと思う。(ちゃんと連絡をいただければ、むしろ困っているお店さんには型を作ってあげたいくらいの気持ちだが・・・)

いずれにしてもこれで万全だ。

 

​第14話に続く。

第14話 サイズ、物見を「100%保証する」とはどういうことか。

当店が3D面組みをした面に付けている検品書。それぞれの項目に面職人と当店で確認がされている。

はっきり言う。

面のサイズ、物見の高さについては

この業界でもっとも「あいまい」とされている部分だ。

どのお店もこの話にはできるだけ触れたくない。

「そのうち合いますよ」

「そんなもんですよ」

といった対応がほとんどだし、

調整に応じてくれたとしてもその場しのぎな対応ばかりで

また緩んでしまい、その先10年、20年ときっちりサイズ合うことは珍しい。

 

ミシン刺防具の場合は「交換」という手法が取れるが

オーダーメイドの手刺し防具の場合は「交換」対応が出来ない。

だからこそ、例え100万円の剣道具でも

サイズの間違いは「致命的」となる。

 

私の考える原因はこうだ。

「面は仕上がって実際にかぶってみるまで合ってるかどうか分からないから」

何ヶ月も楽しみに待ってやっとの思いで仕上がった面のサイズが合わないほどがっかりすることはない。

せっかくお店の人に測ってもらったのに・・・。

​やり直し、調整のためにまた何日も待つことになってしまう。。。

 

​そこで3D型の登場なのだ。

実際に仕上がった面に実物大の頭部の型を入れてみれば、サイズと物見があっているかどうか一発で分かる。

 

お客様にお届けする前、お渡し前に判断出来るのだ。

これは誰も言わないが革命だ。

 

お客様は届いた面をただかぶるだけ。それで合う。

余計な手間は全く必要ない。

それでいてピッタリ合っている。

この方法なら確実に保証が出来る。

 

さらに面職人側と打ち合わせをし、

「検品書」

を付けることにした。

 

職人側と当店側でお互いに責任を持って検品したことを

書面で確認する。

 

Wチェックだ。

 

これにより高価な手刺し防具でもサイズと物見の心配なく

製作することが出来るようになった。

私も100%絶対の自信を持ってお客様にお届けできるようになったのはいうまでもない。

 

​第15話へつづく。

第15話 つ、遂に特許庁から登録証が届いた。商標登録完了。

商標登録証がようやく届いた。長かった。

ありがたや〜、ありがたや〜

出願から6ヶ月、

ようやく登録証が手元に届いた。

 

何やら公に認められたことで

一層の自信が着いた。

 

登録証が届くまでの間、

3D面組みを行っているが最高だ。

 

個人的には間違いなく日本一の物見合わせだと思っている。

 

​第16話へつづく。

第16話 「宇賀くん、いくらかかっても物見を合わせたい面があるんだ。お金の問題じゃないんだよ。」

「うぃ〜ん!うぃ〜ん!」と頑張って出力しています〜

見てください、ここまでやります!

1台、1台、しっかり検品

あるご夫婦が来店された。

以前に他店さんで買った面をお持ちになり、

奥様の面がどうしても合わないと相談された。

 

ご主人さん「来月、妻の昇段審査のためにどうしても

この面をピッタリに合わせてやりたいんだ。」

 

私「お気持ち分かります。女性の面は特に難しいですよね。」

 

ご主人さん「購入したお店で何度調整しても上手く行かず、何年も悩んでいるんだ。何とかならないでしょうか?」

 

私「実は今3Dの面組みというのがあるのですが、この方法ならどんな面でも完璧に合わせることが可能です。ただ、型を作ったり、面を組み直したりと費用が何万円もかかるので如何なものかと。。。」

 

ご主人さん「違う、違うんだよ、宇賀くん。お金はいくらかかってもいいんだよ。これまで妻は一度もピッタリ合う面をかぶった事がないんだ。それを何とかしてやりたい。ピッタリ合った面というのはどういうものかこの面を調整して妻に教えてあげたいんだよ。」

 

私「・・・分かりました。これまで単独の3D面の組み直しサービスというのはやったことがありませんが、やることは同じです。是非、全力でやらせてください!」​

 

そのまま3Dスキャンをしご夫婦は面を預けて帰られた。

 

数週間後、3D型とともに仕上がった面をかぶってみたら・・・。

 

奥様「お世話になります。早速稽古で使ってみると、少しきつめで物見もピッタリでした(原文のまま)」

 

少しキツめは当初の狙い通り。面は使用経過で馴染んでゆるくなるので頭の型を100%ではなく、将来の馴染みを考慮して98〜99%で出力していたからだ。

 

~いくら費用がかかっても、どうしても合わせたい面がある~

奥様の為、なんと素敵なご夫婦だったことか。

 

​第17話へつづく。

第17話 そして未来へ。。。。

最新のiphoneXには3Dスキャンできるセンサーが既に搭載されている

iphoneXを3Dスキャナーにするアプリが既に開発中。​2年以内にほぼすべてのiphoneに3Dスキャナー機能が搭載されるだろう。

H29現在、「3Dスキャナを使って剣道具の面を作る」といっても

「別にそこまでしなくても・・・」

といった反応がほとんどだろう。

 

だが、私には使命がある。

それはあなたの立ち姿を死ぬほど格好良くするということ。

 

そのために、どんな事をしてでも面サイズと物見は

必ず合わせる意地がある。

 

未知のものであろうが、

やったことが無い事であろうが、

職人さんに少々無理を言おうが、

自分がどんな努力をしようが、

新しい設備投資が必要だろうが、

周りからどんな批判を受けようが、

​あなたの面サイズと物見は必ず合わせることを約束する。

 

そんなところへアメリカからとんでもないニュースが飛び込んできた。

​先日発売されたばかりの「iphoneX」が3Dスキャナになるアプリが開発中ということなのだ。「iphoneX」に3Dスキャナのセンサーが搭載されていることは顔認識ロックの点から予想していたが、肝心なのは3Dスキャナになるアプリを開発しているArtecという会社だ。

 

この会社が現在3Dスキャナの第一線で活躍している会社でもちろん私もこちらの3Dスキャナでスキャンしてもらったことがある。(オバマ大統領をスキャンしたスキャナだ)。

 

もしこの技術が現実となれば、今手元にある何百万台というiphoneが3Dスキャナとなり、剣道具の頭の3Dデータを日本中、世界中から1ミリの誤差なく送ってもらえることになる。

 

スマホの進化は早いからあと2年もたてば、ほぼ全ての携帯に同様の機能が搭載されることだろう。

 

​もう未来はそこまで来ているのだ!!(おわり)

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手刺し防具➡6〜9ヶ月

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