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歳を重ねるごとに必要なのは清潔感

カエルくん

切り返し仙人、くさーい!

切り返し仙人

剣道着は洗わなくても
大丈夫なんじゃよ。

サルくん

お口もくさーい!

切り返し仙人

歯もちゃんと磨いてないし、
部屋の掃除もしてないよ。

ふたり

今後、近づくと
しばき倒すからな。
マジで。

清潔?清潔感?の違い。

まず、「清潔」と「清潔感」はちょっと違います。

  • 清潔は、自分が洗ったかどうか
  • 清潔感は、相手がどう感じるか

仙人は「洗わなくても大丈夫」と思ってるけど、決めるのは自分じゃなくて、まわりの人ですよね。

若いころは、元気や勢いが多少のだらしなさを隠してくれました。

でも歳を重ねると、身なりがそのまま「その人の心がけ」として見られるようになります。

剣道着だけじゃなく、歯みがきも、部屋の掃除も、ぜんぶつながってる(切り返し仙人、聞いてる?)。

清潔感は、自分を飾るためのものじゃありません。

稽古をお願いする相手、道場の仲間、職場や家族への心くばりです。

清潔感といっても、高い剣道具を買うという意味じゃなくて、手入れを続けていれば、ちゃんと伝わるよということ。

剣道の教えも同じです。

全日本剣道連盟の『剣道指導要領』には、剣道着と袴、剣道具の着装は、剣道を修錬する心構えを映し出しているといっても言い過ぎではない、と書かれています。

範士八段の波多野登志夫先生も、『おとなの剣道上達講座』の中で、こんな言葉を見出しに掲げておられます。

「着装と礼儀態度も技のうち」

― 波多野登志夫 範士八段『おとなの剣道上達講座』

言い換えると

→ 身なりを整えることも、稽古のうち。

ということですね。

波多野先生は同じ本で、会社や学校の面接にジーンズで行く人はいないように、剣道でも公の場では身だしなみを気にするべきだ、とも書いておられます。

たとえば、ジャージ剣道着。洗わないで使ってませんか?

大人の人でジャージ剣道着を洗わないで使っている人がいます。

たしかに、昔の綿の剣道着は、藍の力で臭くなることもあまりなかったし、しばらく洗わないこともありました。

でもジャージ剣道着は化繊でできているので、

稽古の後毎回洗わないと、

びっくりするぐらい臭くなります。

形は同じ剣道着でも全くの別物なんです。

ジャージ剣道着は、稽古のたびに普通に洗いましょう。

稽古の前に、歯みがきしてる?

剣道着をきれいにしたら、次は口の中。

稽古は、だいたい夜にあることが多いですよね。

朝みがいたきり、日中は歯みがきしてないって人もいるかもしれません。

でも剣道は、相手と近い距離で向き合う武道です。

つばぜり合いになれば、顔と顔はすぐそこ。

なので、稽古の前に歯みがきを1回。

これも立派な清潔感です。

稽古のたびに、面手ぬぐいにアイロンをかけてみて

もうひとつ、おすすめしたいことがあります。

それは、稽古のたびに面手ぬぐいにアイロンをかけること。

それだけで清潔感が漂いますし、気持ちが引き締まるものです。

切り返し仙人も、まずは面手ぬぐいからどうかな。。。

なんで剣道は、歳をとるほど清潔感が大事なの?

剣道のすばらしいところは、子どもからお年寄りまで、一緒に稽古ができること。

こんな武道、なかなかありません。

ただ、そこには世代のギャップもあります。

最近の子は、やっぱり清潔なんです。

だからこそ、剣道着が臭う大人や、口臭がある大人は、やっぱり嫌われちゃいます。

せっかく一緒に稽古ができるのに、においで距離ができてしまったら、もったいないですよね。

剣道着を洗う。

稽古の前に歯をみがく。

面手ぬぐいにアイロンをかける。

身だしなみも、ととのえてね。

歳を重ねるごとに必要なのは、やっぱり清潔感なんです!


この記事に関連する動画

参考にした本・資料

  • 『剣道指導要領』(全日本剣道連盟)
  • 『おとなの剣道上達講座』(波多野登志夫・範士八段)
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